栃木建築社

<建築雑学>ドアの開き方向

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<建築雑学>ドアの開き方向

こんにちは!

栃木建築社のグマモンこと山﨑徹士です。

※意味が分からない方はスタッフブログをしっかり読み直して下さいね♪

 

やってきました。

そろそろ高齢 …恒例と言っても過言ではない山ちゃんの建築雑学コーナーです。

 

今回はドアの開き方向のお話です。

皆さん図面打合せの際に悩まれるドアの開き方向。

引き戸であれば比較的、即解決ですが開き戸の場合はそうはいかない。

我々プロが照明スイッチ設置位置などを考慮しながらご提案しますが、中には「どちらでも良い」場合もあります。

ただ、どんなに悩まれてもトイレのドアだけは絶対に「外開き」

 

…なぜだろう?

 

やっぱりこれも、ちゃんと理由があるんですね。

公衆用トイレも外開き

商業施設等のトイレも外開き

唯一、内開きになる場合は、ひろーいトイレの一番手前の入口だけ。

 

その理由は

万一「トイレ内で人が倒れた場合に救助出来なくなる」からです。

よくある1帖や1.5帖のトイレの寸法は奥行1820㎜×幅910㎜~1365㎜です(壁内の柱の芯~柱の芯まで)

このスペース内に便器や手洗い器が入り、床に人が倒れこむとどうでしょう。

そうです。外から扉が開けられなくなります。

 

こういった事を特に考えるわけでもなく、本能で人はトイレの開き方向を「外開き」と決めつけているんです。

たまにとんでもないデザイナーさん達が「常識を覆す」的発想で大変な賞等を取っていますが、危ないのでトイレのドアの開き方向だけは常識を覆さずにいて欲しいものです。

 

私もそろそろ高齢となってきましたので、今まで通り攻めのプランも描きますが、その辺の配慮は怠らずに行こうかと思いますw

 

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