【要注意】新築でよくある「後悔!?」失敗例5選 【やらかし】
- Staff blog

こんにちは、栃木建築社 積算購買課の金子です (^^)
現在、栃木建築社で注文住宅の建築に携わりながら、自身でも新築住宅を建てている最中です。
今はアパート暮らしで、子どもは元気いっぱいの女の子が2人。これからの新しい暮らしにワクワクしつつも、初めての家づくりには不安もたくさんあります。
そんな中、仕事でさまざまなご家族の家づくりを見てきた経験や、よくお客様から聞く「こんなところで後悔した…」というお話を参考に、自分の家ではどうするかをじっくり考えながら進めています。
今回は、これから家を建てようとしている30代の子育て世代の皆さんに向けて、「新築でよくある後悔ポイント」を5つご紹介します。実際にまだ住んでいない僕自身も、「後悔しないように気をつけたポイント」として参考になれば嬉しいです。
後悔ポイント①:コンセントの数と位置
家づくりを始めるまでは、コンセントの配置まで深く考えていませんでした。しかし実際に建築中の現場を見て、「あ!ここにもあったら便利だったな」と気づくことが山ほどあります。
例えば、夜に子どもの寝かしつけをしながらスマホ充電しようと思ったら、ちょうど手元にコンセントがなくて延長コードで引っぱってきたり…。リビングでくつろぎながらノートPCやタブレットを使おうと思ったときも、必要な場所に差し込み口が足りずに不便さを感じました。
僕はこうした後悔をしないように、部屋ごとに「何を使いたいか」を想像してコンセントの位置・数を増やすようにしました。子ども部屋なら勉強机や将来のテレビを想定しておく、キッチンなら電子レンジや炊飯器、調理家電の配置に合わせるなど、後から増設しにくい場所は特に念入りに計画。建築中でも「ここは増やせるかな?」と現場監督と相談しながら進めています。
後悔ポイント②:収納スペースの計画
収納計画も、家づくりで意外と見落としがちなポイントです。僕自身、今のアパート暮らしでは子どものオモチャや服がどんどん増えて、収納が足りなくて部屋が片付かないという悩みが常にあります。新居では「片付けやすい家」にするため、生活動線と合わせて収納をしっかり計画しました。
玄関にはベビーカーや外遊びグッズを置けるシューズインクローゼットを設け、洗面所にはリネン庫、キッチン周りにはパントリーも確保。衣類の量や将来の変化にも備えて、ウォークインクローゼットを広めにとったり、子ども部屋にもそれぞれ収納を設けたりしました。
壁面収納や造作家具も検討中で、「ここに棚があれば便利そう」と感じた場所には、担当さんと相談しながら計画を立てています。散らからない家=ストレスの少ない暮らしにつながると思い、今の生活の困りごとをしっかり反映させたプランにしています。
後悔ポイント③:日当たり・風通し
光と風は家の快適さを決める大きな要素です。職場でよく聞くのが、「窓の位置や大きさをもっと考えればよかった」「朝日が入らなくて部屋が暗い」「風が通らずジメジメする」といった後悔。僕自身も、自分の家づくりでこの部分はとても意識しました。
土地の形や周囲の建物を考慮しながら、リビングに朝日が入るように窓の位置を決定。夏の西日対策として、庇(ひさし)をつけて直射日光が入りすぎないように工夫もしています。風通しを良くするためには、家の中に風の通り道をつくることが重要。対角線上に窓を配置し、扉の位置も風の流れを意識して決めました。
また、ちょっとした吹き抜けを設けて空気の循環もよくなるように設計中です。「あのとき気づいていれば…」という声を仕事でたくさん聞いてきたからこそ、自分の家では取り入れたいと思いました。
後悔ポイント④:生活音に配慮した間取り計画
実際に住んでから「こんなに音が気になるとは思わなかった」と後悔する方も多い生活音の問題。僕は2人の娘がいるので、家族それぞれが快適に暮らせるよう、音への配慮をかなり意識して間取りを考えました。
例えば、子ども部屋と寝室が隣り合っていると、生活リズムがズレたときに音が気になることがあります。また、トイレの真横が寝室だと、夜中の水を流す音で目が覚めてしまうことも。こうした問題を避けるため、間に収納スペースや廊下を挟んだり、壁を二重にしたりして、音が直接伝わらないように工夫しました。
吹き抜けは開放感があって魅力的ですが、上下階で音が響きやすくなるので、必要な場所に絞って設計。建具も、一般的に引き戸よりも開き戸の方が遮音性が高いとされているため、寝室など静けさを求める場所には開き戸を採用しています。
後悔ポイント⑤:将来設計の甘さ
「今の暮らし」だけに合わせた家づくりをしてしまうと、将来「しまった!」と感じることもあります。よくあるのが、「子どもが大きくなって部屋が足りなくなった」「親と同居することになったけど対応できなかった」といったお悩みです。
僕の家も、今はまだ小さな娘たちですが、いずれ個室が必要になる時期がきます。そこで、将来仕切れるような間取りにしたり、あらかじめ間仕切り用の下地を入れておいたり、フレキシブルに対応できるように工夫しました。今後、リモートワークが増えることも見越して、小さな書斎スペースも設けています。
1Fの洋室を仕事部屋や将来の寝室に活用するなど、多用途に使える場所も準備。数年後、十数年後を想像しておくことで、長く快適に暮らせる家になると考えています。
後悔のない家づくりは栃木建築社と一緒に
初めての家づくりは、わからないことばかりで不安も多いもの。でも、事前に「よくある後悔ポイント」を知っておけば、それを避けることができます。僕自身、まだ住んでいないからこそ、「後悔しないためにどうするか?」を常に考えながら家づくりをしています。
栃木建築社では、デザイン性と自由度の高い注文住宅を得意としており、それぞれのご家族に合わせた柔軟な提案が可能です。「こんな暮らしがしたい」「これだけは避けたい」という声にしっかり向き合い、一緒に理想の住まいを形にしていきます。
後悔のない注文住宅を建てたい方は、ぜひ一度栃木建築社にご相談ください。あなたの暮らしに寄り添った家づくりを、私たちと一緒に楽しんでいきましょう!