栃木建築社

〈建築知識〉基礎パッキンとは?+初雪報告!

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〈建築知識〉基礎パッキンとは?+初雪報告!

皆様こんにちは!

栃木建築社設計部の山口です。

先日実家で初雪が降ったとのことで、家族が写真を送ってくれました。(栃木県内です!)
11月中の雪が何か久しぶりな気がして、今年はどのくらい降るのかな、、などと思いをはせています。 今年も雪かき手伝いは必然ですね(;^_^A実家へ帰るときはスタッドレスに履き替えていかなくては、、、

 

さて、先日は構造見学会があり、私は基礎について構造のお話をさせて頂きました。
その際床下の通気口、その名も「基礎パッキン」についてはあまり聞いたことはないとのことでした。
意外と注目はされない部分なのかも、、と思いまして、
今回はブログにてご紹介させて頂きます!

基礎パッキンは建物の土台と基礎の間に挟むように施工する2センチほどの通気部材です。
・建物全体から床下の通気が可能
・しろありの被害を予防できる
・基礎に風窓(従来の床下の通気口)を作らず基礎の耐力を下げない

などの特徴鵜を持っています。
1976年に開発された部材ということで、今やかなりの住宅へ採用されています。

床下からの寒い風を防ぐため、お風呂や玄関には空気を通さない機密パッキンそれ以外の部分に基礎パッキンを使い分け、寒い空気は床上へ来ないように、床下の通気は建物全体でといったような施工が可能です。

水切りを施工すればこちらのパッキンは見えなくなるので、あまり注目されない部分ではあるものの、住宅の大切な部分にかかわってくれている部材ですね。

基礎パッキンがみられるのは水切りの施工前の為、新築中の方は上棟式・新築検討中の方は構造見学会にて見ることができます。ぜひ気になった方は見てみるとよいかもしれません(⌒∇⌒)!