栃木建築社

〈建築知識〉 尺貫法について

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〈建築知識〉 尺貫法について

こんにちは 設計部の柏嵜です。

昨日、建て替え計画のお客様の敷地調査に行ってきました。

敷地調査の為に、事前準備として法務局にある謄本、公図、地積測量図なるものをそろえて調査に伺います。今回の調査の敷地は、昭和37年に分筆登記されたときのもので、地積測量図の数値が、尺貫法による間(けん)での記載でした。尺貫法とは、若い方にはなじみが少ないと思いますが、家を建てる際には、今でも尺を基準としたm表示で行われています。不動産関係では、建物の広さを坪(つぼ)、部屋の広さを畳(じょう)で補助表記しています。

この尺貫法なるものは、メートル法(国際基準)の普及に伴い、法律上は昭和34年(1959年)に廃止されましたが、昭和41年3月31日までは、メートル法・尺貫法のどちらを用いても良かった時期があります。そして昭和41年4月1日以降は、すべてメートル法による計量単位によらなければならなくなりました。それにより土地、建物の登記面積は、職権で㎡に変更されていますが、地積測量図は、そのままになっています。

長さ1間(6尺)は、メートル法では、1.8181818mです。当社の建物では、一間を1,820㎜に丸めて使用しています。1間×1間(畳2枚)が1坪です。面積は宅地などでは、坪(つぼ)が使われ、その他農地・山林等では町(ちょう)、反(たん)、畝(せ)、歩(ぶ)が現在でも使われています。㎡を坪に変換するには、0.3025を掛けてください。この数字を覚えておくと便利です。